また最近は寒いですね💦
花粉も飛び始めて、寒暖の差も激しく、体調を崩さないように気をつけたい季節ですね😢
写真は、昨年の秋冬頃からフルートを始められた大人の生徒さんです。
レッスンでは、中音域のレと他の音を行き来する練習を頑張っています🚀
フルートの運指は、ソ、ラ、シ、ド、と1本ずつ指を離していきますが、レで急に指の総入れ替えが起こります。この入れ替えで、指が思うように動きづらかったり、楽器のバランスを崩しやすくなってしまうため、ひとつの壁ともいえる段階にきていらっしゃいます…!
レ⇨ド、ド⇨レ。
レ⇨シ、シ⇨レ。
音を出すのはある程度慣れてきて、いい音がなるようになってきているので、レッスンではとにかく地味な練習ですが、指の運動をたくさん取り上げさせていただきました。
練習にも効率があるので、このミスが多いな、この動きの時にこの指の動きが早い/遅いな、など生徒さんのクセや特徴を見て、練習パターンを細かく設定しながら練習していきます。
楽器を演奏するのは結構集中力を使うので、夢中で吹いて吹き終わった時にはどこをどう間違えたか思い出せないことがよくあります。
(ちなみに私は、持久走を走り終わってタイムを覚えておくのが苦手でした😂すぐ忘れる…)
それでは、本当に練習が必要な箇所や要素に気づけないまま、練習が終わってしまうので労力に結果が見合わなくなりやすいです。
生徒さん方には、私のレッスンがなくてもいい演奏、ご自身の価値観にあった演奏をできるようになっていただきたいと思ってレッスンしてるので、
「今どこで間違えたか覚えてますか?」
とよく質問しています。(嫌なやつですね〜😓)
私のレッスンなしで、自力で自分の演奏の粗に気づいて、音楽を作って、その上でレッスンに来られるようになると、私もさらにその上の指導をできるため、もっと生徒さん方に音楽の深くて面白い部分をお話しできるし、もっと上達していただけるし、少しずつ自走できるようになることはとても重要なことだと思っています。
でもだからと言って、いきなり自転車の補助輪を外すのは無駄な怪我を増やすだけですので、補助輪で自転車に乗ってお出かけする楽しさや気持ち良さを覚えて、それから気が向いたら外してみる、というのでも十分と思っている自分もいます。
いずれにしても、楽しいのと面白いのが一番です。
難しくて面白い、という楽器の一面をレッスンでお伝えできたらな〜と思います☺️
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