大人の生徒さんのレッスン💘
前回のレッスンから、バッハのシチリアーノという曲に取り組んでいます。
シチリーアのというのは、ゆったり、ゆらゆら揺れるようなリズムが特徴の舞曲のひとつです。
(もっと詳しく知りたい方は、ウィキペディアをご覧ください⇩)
(曲の音源はこちらをどうぞ⇩演奏はゴールウェイです♬)
しっとりと大人っぽく、美しい曲ですよね☺️
音を並べるだけならそんなに難しい曲ではありませんが、演奏中少しでも気をぬくと、幻想的な雰囲気がすぐにどこかへ行ってしまいます。
大きくかかったスラーを丁寧に演奏しつつ、メゾスタッカートでは流れを途切らせずに軽いタンギングを使っていく必要があります。
…聞くだけで、難しそうですね😅
どのジャンルでも言えることですが、特に私はクラシックの演奏をたくさん勉強してきたので言わせていただきますと、クラシックの曲は易しくとっつきやすく美しい曲はたくさんあります。
はじめは、ひとつの曲として形にしていく喜びを楽しめます。知っている曲を自分で演奏できる楽しさなんかも、このひとつだと思います。
そこから少しずつ、音符を読むことや新しい曲を練習することが怖くなくなってきたら、ぜひ今度はその曲の持つ旋律の動き方や、特徴的なリズムやアーティキュレーションを意識して曲を練習してみていただきたいなと思います。
素朴な旋律が、いかに難しいか。いかに美しいか。(いかに雑だったか笑)
そこに音楽の面白さや楽しさ、奥深さが眠っているように思います。
今回の写真の生徒さんは、10年以上の大ベテランです😳
もっと細かく、基礎を改めて学び直したい、と大きなお教室から移ってきてくださいました。
このバッハのシチリアーノも、以前のレッスンで練習済みだそうですが、たくさんの発見を見つけていただけたようです💡
最後に、
いろいろこだわった話をしましたが、究める」のは途方もなく果てしない世界ですから、くれぐれも「私なんかにはとても」と敬遠せず、「素敵だな」と思ったら気軽に楽譜を買って音にして遊んでくださいね♬
生徒さんにあった段階で、新たな気づきや発見、喜びがあるようにレッスンするのが私のお仕事なので、その辺の加減はおまかせいただけたらと思います!😂(自分でハードルを上げていくスタイル笑)
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