私の両親は小学校の教員です。
母は昔からよく、学校や指導の話を聞かせてくれて、
私もその話を聞くのが大好きでした。
自分のレッスンの仕方について
少し悩んでいたことがあって母に相談しました☺️
色々な現場でフルートのレッスンをしてきて
最近よく目に止まるのが、
自分の感じ方や考えに自信が持てない子。
自信が持てない以前に、
感じていない子、考えていない子。
そういった子たちが、
自分の考えや感覚を発信し、
表現できるようにすることに
面白さや楽しさ、大切さを感じるには
どうしたらいいのか…。
私は、
音楽から積極的に感じ取り、積極的に発信する
「音楽に対する主体性」というのは、
上達のためにも、音楽やフルートをもっと楽しむためにも
何よりも大切なものだと、
自分なりの信念を持って
レッスンをしてきました。
でも生徒さん方にとって
それは本当に求められていることなのか?
ただの私のわがままなんじゃないか?
回りくどいことよりも、手っ取り早くテクニックや
とりあえず目の前の楽譜を吹ければそれでいい、
という場合の方が本当は圧倒的に多いのかな…
ぐるぐると考えていました。
さすが何十年、何百人、何千人と
たくさんの個性的な子供たちと
ふれあい、格闘してきた母のアドバイスは、
とても心に響くものがありました😌
面白いアイデアもたくさん教えてもらいました。
本当にさすがすぎる…
そして感じたのは
やっぱり私は、
その場限りの小手先のテクニックだけを
ただただひたすら毎回続ける、
というスタイルはあんまりしたくない。
レッスンを続けていった先に
天井の高さを底上げできるような、
生徒さんの持つ可能性を広げられるような、
私の手を離れても一生涯成長し続けられるような、
そんなレッスンがしたいです。
今必要なことと、長い目で見たときに必要なこと。
地味な基礎と、華やかな表現付けのレッスン。
今まで以上に、
どちらも大切にしながら
どちらも両立しながら
ときには今日みたいに誰かに相談したり
頑張っていきたいなと思います!!🔥
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