月4回コース、高校生の生徒さん♬
5月の定演に向けて、いよいよ今日はアルルの女「メヌエット」をレッスンしました。
昨年から1年間、毎週アルテや曲のレッスンを通して、
音楽を自分なりに感じ捉えること、
表現したいものを「変化」として、「音」として具体的に表出させること、
「表現する」ということについてじっくり向き合ってきました。
「こんな風に吹きたい」という生徒さん自身の意思を、演奏から感じられるようになりました。
ソロのコンクールでは、「曲への愛を感じる演奏だった」と表現力を評価していただくこともできるようになりました。
後は細かい音色作りのテクニック、1曲を通して魅力を伝えるための構成力。
曲のはじめから終わりまで、ただひたすら全力で、自分に出せる一番良い音を出し続けることが褒められるレベルは、もう卒業です。
曲全体を通して、より退屈せずより面白い、よりフレーズの魅力が伝わる演奏をするために、あえて単調に聞かせたり、鳴らしすぎない方が良い場面もあります。
そんなアドバイスをもとに、1曲全体を見渡した時の設計図を一緒に相談しました。
今回の演奏は、フルートの長いソロとはいえ、オーケストラの組曲の中の1曲です。
何もかも勝手にしていいものではありません。
指揮の先生からのアドバイス、指示も考慮しながら考えていく必要があります。
名曲すぎて、途方もなく難しい曲だけど、頑張れ…!!💌
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