部活動の講師としてのレッスンでした!
ソロコンに出られる生徒さんの個人レッスン。前回よりも、ぐっと強弱やアーティキュレーションなど、表現の幅が広がった演奏が出来るようになっていました✨✨✨
すごい!!🙌💕
ということで今回は、楽譜に書かれた指示を音量やタンギングなど要素として表現するだけじゃなく、いかに「生きた表現」として表現できるかを一生懸命レッスンで伝えさせていただきました。
特に今回選曲した曲は、フレーズにとても脈略があって、曲の構成・作りとしてもとても分かりやすい流れがありました。
例えば、ふっと悲しげな響きになるフレーズ。だんだんと悲しみが深く濃くなり、少し大げさなほど熱量も大きくなってきます。
ここをどう表現するか。
例えば学校の昼休み、ドッジボールをするかドロケイをするか、クラスで多数決になったけどどうしてもドッジボールがしたい時、身振り手振り、言葉や声音でプレゼンするとしたら、どんな風にするか一緒に考えてみました。
伝わらなければ、ドッジボールはできません…伝えるしか道はないのです…笑
2時間たっっっぷり使って、フレーズ一つ一つ、どんなイメージか、明るいのか暗いのか、色で言ったら何色か、それは濃いのか薄いのか、匂いがするとしたら、触感があるとしたら、物語があるとしてどんな場面なのか、具体的に想像しながら「伝えたいことが伝わる演奏」を目指して、一緒にレッスンしました🚀
そもそも何を伝えたいのかがないところからスタートだったので、細かくしつこいレッスンだったと思いますが、途中から顧問の先生もスコアに熱心に書き込みをしながら見学されていて、本人も最後まで食らいついてきてくれたおかげで、かなり生気のある演奏に変わったと思います🎂💕
本番でこの演奏が出来るかどうかは分かりませんが、今回のレッスンがフルートを長く続ける上で音楽がまっと大好きになるキッカケの一つになれたら嬉しいです…
0コメント