踊らない私たちは、


あくまで、今までの「どこかで聞きかじった知識」として、あと私自身の感覚としてなのですが、「踊ること」ってものすごく非日常ではないでしょうか。


ものすごーーーーく嬉しいことがあっても、スキップを全力で我慢するレベルで、全身を使って気持ちを表出させることってあんまりないと思います。


TicTokが若い子たちの間で流行っているのは、ダンスが義務教育の指導要領に入ったことで、「踊ること」に対する心理的なハードルが下がったから、というのを以前どこかで見かけてすごく納得しました。

私は今25歳なんですが、ダンスは1年に1回、運動会でみんなでやるリズム競技くらいだったので、「ダンスは出来ない」と言うくらい苦手です😂(見るのはめちゃくちゃ好きです)



ちなみに今、レッスンの隙間時間を使ってカフェでお茶してるのですが、お店のBGMでロンド風で8分の6拍子の、ノリのいいワルツのピアノ曲が流れています。(誰の曲なんだろう…)

すごく素敵な曲で思わず、心が踊るような気分になりました。


踊れなくても、踊ったことがなくても、
身体が動かなくても、動いてなくても、
3拍目で心はちゃんとふわっと浮かんで、1拍目、2拍目でステップを踏んでいる感じがしました。
「忘れられない贈り物」(っていう物語があります)のアナグマのお爺さんじゃないですが、身体が踊れなくても自由に、心赴くままに踊ることが出来る。

音楽って素敵…って思いました☺️💓



欧米の文化的には、ダンスは日本人の私たちよりもっと身近にあることだと思います。
クラシック音楽は、ヨーロッパの伝統音楽、文化なので、そういった背景と切っても切れない関係があります。

だからダンスも出来ないといけないのかというと、そうではないと思うのですが、ダンスのために書かれた曲、ダンスをイメージして書いた曲というのは思っているよりたくさんあります。

(良いことがあって)心がウキウキするとか、(嫌なことがあって)どっしり重たいとか、心が動く感覚は日頃からアンテナを張って置けると音楽の表現にも生きてくると思うし、

メヌエットは、ワルツは、なんとなくどんなダンスなのか、いつでもイメージできるようにしておくと、音楽を聴いた時、演奏する時に心が運動しやすくなると思います。


ふだん踊らない私たちは(私は)、音楽の中、心でならどこまでも自由に踊れるんだなって

我ながら良いこと思いついてしまったなぁ…なんて思った、そんな話でした!😂
(わたしの密かな野望は、老後に旦那と社交ダンスを習いにいくことです…)


体験レッスン、レッスンはこちらからご予約いただけます。

LINEでのお問い合わせはこちらから出来ます。


船橋市 フィエルフルート教室

千葉県船橋市にある個人フルート教室。生涯をかけて夢中になれる「大人の青春」をはじめる場所。子どもさんのレッスンと同様、大人のレッスンも限界を設けずに、生涯学習を見据えて一生役立つ表現の技術、音楽の楽しみをお伝えします。のびのびと個性を発揮すること、豊かな感受性と表現力を重視しています。

0コメント

  • 1000 / 1000