【小学生レッスン】音が上がりきらないときは

《今回のレッスンの流れ》

• 音出し
  
• 部活の曲
  

の30分レッスンでした♪

☑音出し

音出しは、B Dur（変ロ長調）のスケール（音階）とアルペジオ（分散和音）から！

もともと吹奏楽でフルートの運指を覚えられた生徒さまなので、B Durが一番なじみのある調。

この調を使って、最近は音出しをしています♪

まだ少し、今自分の吹いている「シ」はフラットなのか、普通なのか、怪しいところが…

どうしても吹奏楽部で取り上げられる曲って、F DurかB Durに偏りがちで、この調はどちらも̪シにフラットがつくので、フラットが付く付かないの感覚さえ知らない子が実はたくさんいらっしゃいます。

シの音に対して、フラットが標準装備になってしまって、生徒さまの中で「シ」＝シ♭に非常になりやすいのです。

「部活の曲を見てほしい」生徒さまのレッスンは、やはり部活の曲が中心になるので、あまり時間は取れませんが教則本を少しずつでも進めて、正しい運指とフラット（平らな）な感覚を身に着けてほしいなっと思います😊（だじゃれ）

☑曲

卒業式で演奏する曲ということで、「仰げば尊し」「威風堂々」の譜読みとレッスンをしました❣

私も中学生のとき、卒業式に向けて練習したのはこの二曲だったなあ…と懐かしい気持ちになりました😄

フルートを吹いていて、息の音が入りやすい、かすれやすい傾向でがあって、いまそれを改善中の生徒さま。

息を力強く吹くことができるので、息の音が気にならなくなるのもきっともうすぐ、時間の問題です😊💓

合奏では、周りと合わせて、テンポ通りに演奏することが特に重要ですよね。

自分にとってベストなテンポより、求められるテンポのほうが少しでも速いと、どうしても息の流れが慌ててしまい、音が上がりきらなかったり、なりきらずかすれて演奏してしまうことになるんです。

音出しやロングトーンではきれいな音が出せるけど、曲になると吹けなくなる、という方はもしかしたら同じケースかもしれませんね💡

次これから吹くフレーズは、上がっていくのか、下がっていくのか。盛り上がっていくのか、静かに収まるのか。先を見通して息を流せるようになると、音がキラキラと鳴り始めます❣

今回のレッスンでも、「フレーズの山」を意識して演奏してもらったところ、とても大きな流れをもって力強い響きで演奏できるようになりました✨

「音がかすれる」「息の音が気になる」というのには、本当にいろいろな原因があります。

ちょっとしたことですぐ直ってしまうこともあれば、時間をかけて改善していく、練習していく必要があることもあります。

これについてはLINEでご相談いただくこともあるのですが、実際に吹いているところを見ないと、どうにも判断することは難しいです。

体験レッスンは、いつでも承っておりますのでぜひ気軽にご利用ください。

お互いはじめましてのレッスンで、すべてを把握して改善するのは難しいですが、できることはたくさんあります😊

私から、「こんなことありませんか？」とお悩みポイントに気づけることもありますが、外からだけではわからない感覚や悩みは、絶対にあると思っています。

なので体験レッスン、レッスンの際には、悩んでいること、気になっていること、「こんな細かいことを言ってもいいのかしら」と思うようなことでも、どんどんご相談いただけたらと思います♪

個人的な話ですが、前から通っているジムのトレーナーさん、にひそかに思っていた「腹筋が割れたらいいな」というのを伝えたところ、トレーニングのメニューが変わってきつくなりました😂

トレーナーさんはうれしそうに笑ってました😂

ジムに来る人で「痩せたい」という人はたくさんいると思います。

さらに個人的にやりたいこと、なりたいイメージを具体的に聞けると、やっぱり鍛え方も具体的になって、きつくなる（効くトレーニングになる）みたいです…！

フルートのレッスンもそれにすこし似ていて、「上手になりたい」というのは、ほとんどの生徒さまが共通して感じていらっしゃることだと思います。

わたしは、

「大きな音を出せるようになりたい」

「ビブラートをかけられるようになりたい」

「色んな曲を吹けるようになりたい」

「フルートを吹く時間を楽しみたい」

です！

と伝えられることはとても重要だと思いますが、そんなイメージがないという方もでも、レッスンを通して「個人的になりたいイメージ」を持てるようにするのも、私のお仕事の一つだと思っています♪

今日のレッスン日記は長くなってしまいましたね😅

結論は、「思い切って打ち明けたらいつもよりジムが楽しかった」ってお話です…！