月に2回、レッスンにお越しいただいている大人の生徒さん🌸
音楽の構造や理論のお話も、いつも「なるほど〜」と真剣に聞いてくださって、すぐに演奏へ活かすことができる、音楽への愛がいつも溢れている生徒さんです🚀
教則本を進めつつ、いまはリトルマーメイドの「パート・オブ・ユア・ワールド」を練習しています。演奏する力はかなりお持ちなので、今回のレッスンでは歌詞に注目して、アリエルの気持ちを音に乗せて表現することを目指してお話しさせていただきました!
日本語の歌詞も好きなのですが、英語の歌詞もめちゃくちゃ素敵なんですが、じっくり読んでみたことはありますでしょうか?
(英文と訳が載っているサイトはこちらです↓よろしければどうぞ!)
意外なんですが、けっこうアリエル怒ってるんですよね😂
反抗期の女の子っぽく、ここを抜け出して好きな場所で好きに過ごしたい、自由を求めて飢えている感じで、夢見る女の子がふわふわ憧れを語っている雰囲気だけではない感じなんです💡
無邪気な憧れと、自分で立ち上がりたいという怒りにも似た気持ちと、最後は「でもそれは無理だ」と締める切ない気持ち…
アラン・メンケンは神なので、こういった1つ1つの言葉や気持ちに寄り添った動きや性格、響きをメロディーに持たせています。
それを少し解説させていただきました!
楽譜通りの演奏をできる人はたくさんいます。練習をすれば、誰にでもできます。
でも、演奏を聴くとき聴きたいのって、ただの音の並びだけじゃないと思います。
人の気持ちの揺れや動きから生まれた何か、だと思います。
音がある程度自由に扱えるようになったら、表現の道具として音や楽器、音楽を扱えるようにと思いながらレッスンしています。
同じ曲、同じ歌詞でも、解釈や表現は人によって多種多様です。生徒さんの「パート・オブ・ユア・ワールド」はどんな演奏になっていくのか、今からとっても楽しみです☺️
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