【大人のレッスン】楽器が回ってしまう原因を探りました!


こんにちは!

Fier(フィエル)フルート教室
フルート講師の山田千尋です♪

今日は、
昨日書ききれなかった「初心者あるある」

楽器が内側に回る原因

をいくつかご紹介したいと思います!




まず、
楽器がどうして内側に回るのか
ですが

大きく分けて2パターンあります。


①楽器を内側に回すと、
歌口のエッジが近づくため

音が鳴りやすい気がして

無意識に回してしまうパターン。




②シンプルに楽器を支えるのが下手で、

ついつい回ってしまうパターン





経験者で楽器の扱いに慣れた方は①

初心者でフルートに触りたての方は②


が多いような気がします。




昨日のレッスンではこの②の

楽器の持ち方が上手くいかない

パターンを掘り下げてみました。




なぜ楽器が回ってしまうんだろう…


生徒さんの手の使い方に注目して
よくよく観察してみました。



まずは、

右手の親指の位置

です。



今回の生徒さんの場合、
少し楽器に対して

一般的な位置より
やや下の位置にありました。


親指は前方向に
力が働いているので(青矢印)、

楽器は内向きに回る(赤矢印)

という考えです💡




右手親指の添える位置、
役割をお伝えして

もう一度曲にチャレンジしましたが、

残念ながら今回は
ここが原因ではありませんでした。





そこで今度は、
左手の人差し指の使い方に
注目してみました。


人差し指の付け根を、

土台のように使って
楽器を支えられているかどうか。


この点に関しては、
生徒さんがフルートを始められた時から

しっかりお伝えしていたので

きちんと綺麗な手の形で
フルートを持てていらっしゃいました。





さあそれでは、
何が原因なのでしょう…





フルートが回らないように
私がフルートをつまみながら、

生徒さんに一度曲を
演奏していただきました。



曲のどの部分で内側に回るのか、
確かめるためです。




すると、
面白いことが分かりました!




生徒さんの場合、

左手を使うときに必ず

楽器が内側に回ろうとする力が

働いている

ことに気がつきました。




キィをおさえる際に、

指を前後斜め方向(青矢印)

に動かすと、


楽器を内側に回す力(赤矢印)

が働きます。


そこで、

指を斜めではなく

上下方向に動かすように

意識していただきました。



するとどうでしょう…!!



見事に最後まで

楽器が回らずに
一曲通すことができました!😆✨




今回の生徒さんの場合は、

指の動かし方

に原因がありました。



しかし人によっては、
先ほど挙げた他の原因の場合も

多いにあり得ます💡




今回は、
生徒さんと一緒に

色んな原因、
色んな方法

を探った結果、
生徒さんオリジナルの解決策を
見つけることができましたが、


生徒さん自身にとってはもちろん、
私にとっても

とても得るものの多い、
印象的なレッスンになりました♡




一曲を通すと後半で崩れる

楽器がブレやすい


などでお悩みの場合は、
楽器の持ち方に原因があるかもしれません。




どんなところに原因があるか
研究する材料に、

ぜひ生かしてください♪




それでは!

今回も長い記事を最後まで読んで頂き
ありがとうございました!🌸




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船橋市 フィエルフルート教室

千葉県船橋市にある個人フルート教室。生涯をかけて夢中になれる「大人の青春」をはじめる場所。子どもさんのレッスンと同様、大人のレッスンも限界を設けずに、生涯学習を見据えて一生役立つ表現の技術、音楽の楽しみをお伝えします。のびのびと個性を発揮すること、豊かな感受性と表現力を重視しています。

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