こんにちは!
千葉県船橋市 Fier(フィエル)フルート教室
講師の山田千尋です♪
現在、東京都内、門前仲町、西葛西のお教室でもレッスンしています。
-✴︎-✴︎-✴︎-
今日は中学生の生徒さんの
レッスンをご紹介します。
学校の部活の曲を
いつもはレッスンするのですが、
今日はうっかり
楽譜を忘れて来てしまったそうです。
というわけで急遽、
教則本を進めながら
かねてから生徒さんが
習いたがっていたビブラートを
レッスンしました。
もともと
フルートを始める前に
篠笛の経験をお持ちの生徒さん。
唇で音をコントロールするのが
とても上手です。
息の量や勢いで誤魔化さなくても
最高音まで出せてしまうほど
唇でどんな音も出せてしまいます。
ただ、今はそこがちょっと問題!
曲をより音楽的に
聞こえるように演奏するには、
メロディーの動きに合わせて
自然に強くなったり
弱くなったりする必要がありますが、
生徒さんの場合
息の量が一定でも
メロディーを吹き切れてしまうのです!
(すごい!😳)
普通だと
高い音ほど息を使うので、
自然と息と音色が強くなり
低い音ほど柔らかい音色になります。
その自然な
クレッシェンドと
デクレッシェンドを
自分で感じながら、
お腹を使って演奏する。
そんなレッスンをしました。
部活動の中でも
ビブラートの練習があるそうで、
ある程度ビブラートを
かける速さが速くなると
ついていけなくなるのが
悩みだったそうです。
初めてビブラートをかけると、
思いの外一回かけるだけでも
時間と体力がかかります。
あわてて早いビブラートを
かけようとしてしまうと、
かえって揺れの浅い
震えのようなビブラートに
なってしまう事があります。
無理せず、
自分でかけられる
一番自然で綺麗な速さのビブラートを
まずは練習して、
人のペースではなく
自分のペースで
少しずつ速くしていこうね、
とお話ししました。
生徒さん自身で、
うまくいったビブラートと
何となくブレてしまったビブラートの
違いを感じられている様子だったので、
自分の音をよく聞きながら
練習してくれることと
思います!
小・中学生の生徒さんの多くが憧れる
ビブラート、
使いこなせると表現の幅が
グッと広がります。
これからの成長が
楽しみです。
-✴︎-✴︎-✴︎-
0コメント